上沼恵美子のおしゃべりクッキングなんて鼻歌してる場合じゃねえ！ [日常と雑記]
それは月曜日のお話
毎週月曜日は取る専門科目が無いので実質休日と同じ
だから昼過ぎに起きてテレビ見ながらボーっとしていたのでした
その日は履修登録期間最終日でもあったことをふと思い出し、一応念のために確認しておくかと単位数を数え始めました
テレビでは上沼恵美子のおしゃべりクッキングが始まり例のテーマが流れだす
それをふんふんと鼻歌で歌いながら全学教育も確認
必要単位数は30、取得している単位数も30となっているので問題ないだろうと今まで詳しく見ていなかったけれど
今回は一応確認をと本棚から履修の手引きを引っ張り出し科目名ごとの確認をしていくと……
あれ
情報処理科目は2単位でいいのに4単位取ってるんだぜ……？
これで合計必要単位数がピッタリ30ってことは…………
マジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジか
やべえよこれ冗談抜きにやべえぞ！
不足してる科目があるってことじゃねえか！
チューターの教授に30あるから取れてるでしょうと言われたのを鵜呑みにして確認なんてしてなかった俺が悪かったが、クソ！
なんてこったい！
まだギリギリ履修登録期間だから、午後に不足してる人文・社会科目を取ることが出来ればそれで何とかなる
全学の時間割表なんて貰っているわけがなく大学に行かないと分からない
着替も適当に原付に跨り大学へ急行
早速掲示板で確認したところ3限目に2つあるけれど既に始まってしまっている
もう無いのかと良く見てみると手書きで書き込まれた科目が1つ、それが人文・社会と……
これだ！
早速演習室へ駆け込みPCを立ち上げwebで履修登録を行なおうとする
月曜4限目の履修科目候補を開き
選択しようとする
しかし見当たらない
目的の科目がリストに存在しない
ど、どういうことなんだぜ……！
何度開いても出てくることはなく、手書きだったからもしかしてシステムに反映されてないのか？
いやさすがに最終日だからそれはないだろうけど、実際はどうなのか分からない
切羽詰ったこの状況で出来ることといえば事務に直接伝え何かしらの対応をしてもらうくらい
そうと決まればPCの電源を落とし、全学の事務室へ
「そんな事は無いはずなんだけれど……」
でも何度見ても無かったんですよ
「ふぅ……ねぇ、今成績表とか持ってる？」
あ、はい……コレです
「あー、これね……あれなのよ」
と言いますと
「みんな科目の副題を見ちゃうから勘違いしてるけど、こっちの太字で書いてある分野の方を見ないといけないのよ。 それで同じのは取れないからリストに出なかったの」
ああ、それで……
「登録申込用紙はもう出してるのよね、そうなると―――」
それはまだ出してないんです、今日出そうと考えてて
「それはダメよあなた、登録申込用紙を受け取ってもらってから履修登録をするのが決まりなんだからそうしないと」
それは……そうですね……
「あなた人文・社会が足りてないの？」
ええ、まぁ……ちょっとヤバイんです
「今日はもうこれ以外講義は入ってないし、登録期間も今日までだから」
教授に登録申込用紙を受け取ってもらえれば履修登録は可能なんですよね？
「ええ、そうね」
じゃあ今から直接渡しに行って受け取ってもらえれば
「登録できるわね……既に締め切ってる講義もあるしあまり時間がないから、まぁがんばってね」
シラバスと時間割を借りて可能性がありそうな講義を幾つか挙げ、登録申込用紙をとりあえず全て用意
そのまま研究室まで直談判しに向かう
しかし何処の研究室も教授がいない！
教育の6階まで登るも不在、可能性を求めて環境の4階へ向かうもこちらも不在
今すぐに向かえる所はもう無い
若干途方に暮れながら借りた時間割表眺める
時計を見るともうすぐ3限目が終わる
講義から帰ってきた所へ頼み込んでみるか……
休み時間に入り早速向かう
教育学部6階、日本国憲法の講義を受け持つ教授の部屋へ
ノックすると声が返ってきた
中へ入ると膨大な量の書類に埋もれるようにして初老の男性が座っていた
早速頼み込む、学年を聞かれる、一間あり許諾
……良かった、これで一先ず命は繋がった……
「合否は試験の結果次第だけれど、できてないならバッサリ切るからね」
情けをかけてくれるのはこれまでと言うことらしい
何度も頭を下げて退室する
さて、そう言われるとまだ不安でならない
もう一つ登録しておいた方が安心だ
もう一度同じフロアへ戻った、今度は先程不在であった人間文化の講義を受け持つ教授の部屋へ向かう
電気は点いてるが、演習中のメモが貼り付けてある
ただこれは先程も貼ってあったから、恐らく在室されているはず
ノックしてみると声が返ってきてドアが開いた
まだそれなりに若い男性が顔を出す
カクカクシカジカ
「ああ、4年生か、事情は察する……特別に受けていいよ」
やったんだぜ！
「93人収容の教室に100人以上の学生が受講しているから早めに教室に入っておいたほうが良いよ……15分くらい前に入ってると安心かな。あとビデオを見るから一番右端の列には座らない方がいいね。座るなら左2列の前の方がいいよ。日本語吹き替えじゃなくて字幕の時は前の方じゃないと見えないからね」
あと参考書があるから買っておいてとかレポートが云々と教えてもらった
結構面倒見がいい人なのかも知れない
ということで、履修登録期間最終日になって全く意識の外だった科目が2つ増え、休日だと思っていた月曜日にも講義が入りました
気づくのが半日遅れていたらもう一年を無駄に過ごすことが確定していた所でした
正直走り回っている間は嫌な汗をかきっぱなしでした
なにはともあれ首の皮一枚にしろ繋げることができてよかった
あとはこの2科目を落とさないようにして、専門科目も取ってしまえば来年は卒研だけになるからがんばりどころかね
……バイトする暇あるのかなぁ
毎週月曜日は取る専門科目が無いので実質休日と同じ
だから昼過ぎに起きてテレビ見ながらボーっとしていたのでした
その日は履修登録期間最終日でもあったことをふと思い出し、一応念のために確認しておくかと単位数を数え始めました
テレビでは上沼恵美子のおしゃべりクッキングが始まり例のテーマが流れだす
それをふんふんと鼻歌で歌いながら全学教育も確認
必要単位数は30、取得している単位数も30となっているので問題ないだろうと今まで詳しく見ていなかったけれど
今回は一応確認をと本棚から履修の手引きを引っ張り出し科目名ごとの確認をしていくと……
あれ
情報処理科目は2単位でいいのに4単位取ってるんだぜ……？
これで合計必要単位数がピッタリ30ってことは…………
マジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジかマジか
やべえよこれ冗談抜きにやべえぞ！
不足してる科目があるってことじゃねえか！
チューターの教授に30あるから取れてるでしょうと言われたのを鵜呑みにして確認なんてしてなかった俺が悪かったが、クソ！
なんてこったい！
まだギリギリ履修登録期間だから、午後に不足してる人文・社会科目を取ることが出来ればそれで何とかなる
全学の時間割表なんて貰っているわけがなく大学に行かないと分からない
着替も適当に原付に跨り大学へ急行
早速掲示板で確認したところ3限目に2つあるけれど既に始まってしまっている
もう無いのかと良く見てみると手書きで書き込まれた科目が1つ、それが人文・社会と……
これだ！
早速演習室へ駆け込みPCを立ち上げwebで履修登録を行なおうとする
月曜4限目の履修科目候補を開き
選択しようとする
しかし見当たらない
目的の科目がリストに存在しない
ど、どういうことなんだぜ……！
何度開いても出てくることはなく、手書きだったからもしかしてシステムに反映されてないのか？
いやさすがに最終日だからそれはないだろうけど、実際はどうなのか分からない
切羽詰ったこの状況で出来ることといえば事務に直接伝え何かしらの対応をしてもらうくらい
そうと決まればPCの電源を落とし、全学の事務室へ
「そんな事は無いはずなんだけれど……」
でも何度見ても無かったんですよ
「ふぅ……ねぇ、今成績表とか持ってる？」
あ、はい……コレです
「あー、これね……あれなのよ」
と言いますと
「みんな科目の副題を見ちゃうから勘違いしてるけど、こっちの太字で書いてある分野の方を見ないといけないのよ。 それで同じのは取れないからリストに出なかったの」
ああ、それで……
「登録申込用紙はもう出してるのよね、そうなると―――」
それはまだ出してないんです、今日出そうと考えてて
「それはダメよあなた、登録申込用紙を受け取ってもらってから履修登録をするのが決まりなんだからそうしないと」
それは……そうですね……
「あなた人文・社会が足りてないの？」
ええ、まぁ……ちょっとヤバイんです
「今日はもうこれ以外講義は入ってないし、登録期間も今日までだから」
教授に登録申込用紙を受け取ってもらえれば履修登録は可能なんですよね？
「ええ、そうね」
じゃあ今から直接渡しに行って受け取ってもらえれば
「登録できるわね……既に締め切ってる講義もあるしあまり時間がないから、まぁがんばってね」
シラバスと時間割を借りて可能性がありそうな講義を幾つか挙げ、登録申込用紙をとりあえず全て用意
そのまま研究室まで直談判しに向かう
しかし何処の研究室も教授がいない！
教育の6階まで登るも不在、可能性を求めて環境の4階へ向かうもこちらも不在
今すぐに向かえる所はもう無い
若干途方に暮れながら借りた時間割表眺める
時計を見るともうすぐ3限目が終わる
講義から帰ってきた所へ頼み込んでみるか……
休み時間に入り早速向かう
教育学部6階、日本国憲法の講義を受け持つ教授の部屋へ
ノックすると声が返ってきた
中へ入ると膨大な量の書類に埋もれるようにして初老の男性が座っていた
早速頼み込む、学年を聞かれる、一間あり許諾
……良かった、これで一先ず命は繋がった……
「合否は試験の結果次第だけれど、できてないならバッサリ切るからね」
情けをかけてくれるのはこれまでと言うことらしい
何度も頭を下げて退室する
さて、そう言われるとまだ不安でならない
もう一つ登録しておいた方が安心だ
もう一度同じフロアへ戻った、今度は先程不在であった人間文化の講義を受け持つ教授の部屋へ向かう
電気は点いてるが、演習中のメモが貼り付けてある
ただこれは先程も貼ってあったから、恐らく在室されているはず
ノックしてみると声が返ってきてドアが開いた
まだそれなりに若い男性が顔を出す
カクカクシカジカ
「ああ、4年生か、事情は察する……特別に受けていいよ」
やったんだぜ！
「93人収容の教室に100人以上の学生が受講しているから早めに教室に入っておいたほうが良いよ……15分くらい前に入ってると安心かな。あとビデオを見るから一番右端の列には座らない方がいいね。座るなら左2列の前の方がいいよ。日本語吹き替えじゃなくて字幕の時は前の方じゃないと見えないからね」
あと参考書があるから買っておいてとかレポートが云々と教えてもらった
結構面倒見がいい人なのかも知れない
ということで、履修登録期間最終日になって全く意識の外だった科目が2つ増え、休日だと思っていた月曜日にも講義が入りました
気づくのが半日遅れていたらもう一年を無駄に過ごすことが確定していた所でした
正直走り回っている間は嫌な汗をかきっぱなしでした
なにはともあれ首の皮一枚にしろ繋げることができてよかった
あとはこの2科目を落とさないようにして、専門科目も取ってしまえば来年は卒研だけになるからがんばりどころかね
……バイトする暇あるのかなぁ
タグ：大学
2010-10-20 03:08
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コメント(3)
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やー良かったなぁ
僕もそういうことあるから気をつけないと
履修登録の10分前に登録完了とか
大学って利かない時はけっこう融通きかなくてめんどくしゃい
でも、融通利くときはどうとでもなってしまう
不思議な場所ですわねぇ
by るまい (2010-10-20 22:56)
大学に行った事も無いんだけど、終始ハラハラしました(汗
嫌なドキドキ感みたいな、リアリティから来る。
いやでも良かったですね、全然セーフティですよ。
大学生も卒業が迫るとやっぱり色々忙しいんですね・・・
by れむこ (2010-10-21 02:58)
>るまいさん
まだまだいけるって思ってるとついギリギリになっちゃうんだよね……
そうなるたびに余裕を持って、と思うんだけど
思うだけで終わってしまうのがなんというか……ダメなんだろうなぁ
大学はルーズなところはとことんルーズだよね
あとスタッフにも依ったり
そんなところが社会の縮図だと思えば逆に学べるような気もするけど、不安になったり変に期待したりで……やっぱりためになることは少なそうだねｗ
>れむこさん
同じ気分を味わってもらえて何よりだよーｗ
その時の流れと感じたことをそのまま書き殴っていったから直接的に伝わったのかな
それにそういう時は体言止めを多く使っちゃうから、結構動的な文章になってるのかも
結果的にセーフティだったけどこの最中は心中穏やかじゃなかったのよー
心の芯からスーッ温度が引いて変に覚醒してた気がする
大学生もいろいろだねー
自分の場合はスロースターター気味だったのと怠けが見事に融合してこんな結果に……ｗ
by おさぱん (2010-10-22 01:28)