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葬式へ行って [日常と雑記]

先日、親戚のおばさんが亡くなったので葬式に行ってきた
大学があるから通夜には間に合わなかった
父方の祖母の妹で盆正月以外にも、様々な機会でお世話になった
というのも
真言宗の住職で小さい頃は餅踏みや小学校に入学する際など、節目節目に来てくれていたのを憶えている
それくらいの認識で実は詳しいことは知らなかったのでちょっと聞いてみたら、予想外に面倒なことになってたのでここで書いとこうと思う
おばさんは仁王利剣山仁恩之瀧 大本山吉祥寺を上にして道海島辺りを任されていた、信者にも慕われて地域の良い相談相手になっていたらしい
人柄を考えると納得できた
朗らかな笑を浮かべが顔しか記憶に無かったから遺影や棺の中で表情のない顔を見たときにまるで別人のように感じたくらいだ
しかし実際はもっと位の高い人だったらしい
吉祥寺の住職が手を合わせて「吉祥寺に居られた頃は徳永先生と呼ばれていたのに、この辺りでは徳永のおばさん、おばっちゃんと呼ばれ親しまれているのが衝撃でした」と話していた
このような人だからもちろん葬儀は吉祥寺で、とならないのがおかしな所
葬儀は浄土真宗にて執り行なわれた
式場には二つの宗派の住職が座っていて何ともおかしな光景だった
息子が吉祥寺と揉めていた事が原因のようだった
真偽の程は分からないが、理由は吉祥寺に任せると金がかかるから拒んだとか
彼の言い分では吉祥寺からはもう抜けているからお世話になる必要もない、と
話は一度逸れるけど、この辺りの家族構成がちょっと面倒でおばさんの夫婦とその弟夫婦はそれぞれ兄弟で、上で書いた息子は弟夫婦の子だが離婚の際にどちらも引き取らなかったのでおばさんが養子にして育てた、となってる
会話の中でで聞いた情報だからもしかしたら間違ってるかも
昔から変わった人だったらしい
葬儀は拒んだが、せめて故人に別れを告げさせて欲しいと申し入れられ、今回のような奇妙な形になってしまったらしい
浄土真宗で葬儀をするとなると、おそらくお骨もそちらに収めることになる
若い頃から修行をして人生のほとんどを吉祥寺の為に尽くしてきたのに最期は全く関係の無いところに収まるなんて、本人は思いもよらなかっただろう
こんなおかしな事はあってはならないだろうとうちの父も含め親族たちが説得しようとしてるみたいだけど
どうなるのかな

それにしても
死んだのか……未だに実感が湧かない
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コメント 2

NO NAME

下が「おばさん」のオークションとかマジ不謹慎
by NO NAME (2010-12-18 21:47) 

おさぱん

いつも表示してなかったからなんとなく自動マッチングで表示してみたんだけど
おばさんオークションになっちゃったね
by おさぱん (2010-12-19 11:23) 

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